少し前から文庫本ノートに日々のことを書いています。
使っているのは、無印良品の文庫本ノート。
 
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(※メンディングテープで補強済み)

名前の通り、文庫本サイズ(A6)で、栞がついており、文庫本のようです。
天アンカットという製本がなされており、本体上部がカットされずガタガタになっています。

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新潮文庫とかがそうですよね。

中はクリーム色で、無地です。(ちょっと写真は暗いですが……)

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ちょっとツルツルしており、使用しているゲルインキボールペンの裏抜けもほぼありません。
というわけで見た目、紙質とも気に入っているわけですが、一つ難点があります。

開きづらく、結果書きづらいということです。

実際の文庫本がパタンと開かないのと同様に、このノートも開きません。
書き込む時にこのことが何気に響いてきます。


そこで、コクヨの文庫本ノートを買ってみました。

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スタイリッシュな表紙です。
 
中は6mm横罫線。ページの端には色を塗ってインデックスとして使えるように補助線が引いてあります。
無線とじでぼぼパタンと開きます。

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紙質はキャンパスノートと同じような紙です。

ほぼ180度開くし、罫線入ってるし、これでいける…!と思ったのですが、 
ふと、ここで気づきました。
 
これって"文庫本型のノート"だ、と。

単なるノート。
文庫本を装ったキャンパスノートなのです。

 
無印もコクヨも文庫本ノートという同じ名前の商品ですが、
無印は、文庫本(白紙仕様)で、
コクヨは、文庫本サイズのノート(栞付き)、
という風に感じました。
 
白色のキャンパスノートのような良い紙に、
日常のことを雑に書き留めていく。
そういうことにはどうにもコクヨの方は合いそうにありませんでした。
 
何度も読み返すのを前提にしており、内容が定まっているもの。
つまり、勉強内容のまとめなどには、
コクヨの方が向いているように思います。

 
文庫本に日常を書いていくことには、
自分の本を作り出していくというような自己満足が、
どこかに含まれているのかもしれません。

私が日記で使う文庫本ノートに求めることは、
文庫本ノートがより文庫本であることなのでしょう。